2017.08.24 16:37アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス 早川書房)「ついしん。どーかついでがあったら」もうかれこれ20年にもなるのか。阪神淡路大震災の年、とある雑誌を読んでいて本書のタイトルを知った。(だったと思うが・・・)この世に生まれて初めて、本を読んで涙を流す、という経験をした。それまでの30年近い年月を、「感動」とはほぼ無縁で過ごしていた。TVを見ても映画を見ても本を読んでも人の話を聞いても、全くと言ってよいほど、...
2017.08.21 15:09価値創造の思考法【タイトル】 価値創造の思考法 【 作者 】 小阪裕司【 出版社 】 東洋経済新報社【ページ数】 292p【あらすじ】2012年11月8日発行私たちワクワク系マーケティング実践会の会員にとってはバイブルともいえる本の一冊。バイブルが何冊あるかは内緒w「価値創造」という言葉からあなたは何を思い浮かべるだろう?全く新しい、今までになかった何かを作り出すことだろう...
2017.08.18 15:20沈黙の春 レイチェル・カーソン(新潮文庫 )今回も手抜き。新潮文庫 著者:レイチェル・カーソン 原題:Silent Spring 1962年、米国にて原著発行。 1964年、日本語訳刊行(「生と死の妙薬」)。 タイトルからミステリものと間違われたことがあったようで、 文庫化に当たって原著の直訳に変更したそうな。 あ、そうそう、本書を読まれる方は、必ず! 「解説」(1973年3月) まで読んでい...
2017.08.17 15:41旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント(井庭 崇、岡田 誠 編著)1 新しい旅に始まり、40 ウォーム・デザインに終わる。メインでフォーカスを当てているのは「認知症」ではあるけれども、それ以外にも充分、応用が利くようにできていると思う。例えば認知症は発症していなくても、身体的に介護が必要になった時。あるいは精神的に打ちのめされてしまった時。考えようによっては日常生活の全てに使えるかもしれない。1 ...
2017.08.15 14:53アンネの日記 増補新訂版(文春文庫)【タイトル】 アンネの日記 増補新訂版 【 作者 】 アンネ・フランク 【 出版社 】 文春文庫 【ページ数】 597p 【あらすじ】ユダヤ人、アンネ・フランクによる1942年6月12日(金)から1944年8月1日までの日記。日記を書き始める前からユダヤ人排斥は始まっており、この時すでにさまざまな行動の制約が課せられている。そうした中で隠れ家生活が始まり、...
2017.08.13 13:16杉原千畝 情報に賭けた外交官 (新潮文庫:単行本「諜報の天才 杉原千畝」から改題)またしても間が空いてしまったので、今回は手抜きで。某所に書き込んでおいたブログをほぼそのまま持ってきました。インテリジェンスオフィサーとしての杉原については何もコメントしてませんでしたね^^;【タイトル】杉原千畝 情報に賭けた外交官 (単行本「諜報の天才 杉原千畝」から改題) 【 作者 】白石仁章 【 出版社 】新潮文庫 【ページ数】328p 【...
2017.08.09 17:02長崎 旧浦上天主堂長崎 旧浦上天主堂 1945-58――失われた被爆遺産 著者:高原 至,横手 一彦,ブライアン・バークガフニ(英文訳) 出版社: 岩波書店 (2010/4/9)(写真集、説明文:和英あり)
2017.08.08 15:24シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇 (ちくま文庫)少々、重たい本が続くので今日は息抜きに、こちらを。思いっきり笑えました。文学作品というだけでシェイクスピアを忌避してたのはもったいなかった!!といってもほかの作品はまだ、大して読んでいませんが。まさか、「文学作品」と呼ばれるもので大笑いできるものがあるとは。夏の夜の夢も間違いの喜劇も、気楽に楽しめますよ♪
2017.08.06 15:30アメリカの鏡・日本 完全版 ヘレン・ミアーズ (角川ソフィア文庫)一生の間に一度は読んでおいてもらいたい。 なろうことなら本書を横において、近代世界史を学び直したい。 ヘレン・ミアーズによる序文の最後の二行を拾ってみよう。 【一つの国がいきなり「友人」から「敵」に変わった理由がわかれば、私たち自身の考えと政策が他国の人々に向けられるとき、それがどのように見えるか、知ることができる。この本の意図は、少なくともその探求を始める...
2017.07.20 22:42時間がかかっております・・・第二次大戦絡みの書籍紹介をする予定ですが、予想外に時間がかかっております。最初に紹介したい書籍は決まっており、隙を見てぽちぽち書き込んではいます。ただ、なかなか纏まった時間を取れていないのと、ついつい考え込んでしまうのでなかなか筆(指?)が進みません。予定しているのは・・・1.アメリカの鏡・日本(下書き保存中)2.ヒロシマはどう記録されたか3.杉原千畝 &n...
2017.07.14 21:22ローマ人の物語(新潮文庫 全43巻)言わずと知れた、塩野七生の代表作。ローマ、に関する「揺りかごから墓場まで」。あるいはローマ全史、とでもいうべきか?残念ながら類書の類を私は存じてないので、ガリア戦記のように読み比べることができません。とりあえず、著者の「カエサルラブ❤️」はよく、わかりましたw政治家にも愛読者がいると聞きますが本当かな?本当に愛読者がいるなら、震災復興はとうに終わっているはず...