ガリア戦記(講談社学術文庫、岩波文庫)
講談社学術文庫版:
岩波文庫版と並行して読むはずが先に読了。
文章としてはこちらの方が読みやすい。
ローマ人の物語を読んでたら読みたくなった。
翻訳ものは翻訳者次第で中身が変わってしまうし、恣意は避けられない。
そのうえ本作は2千年前のもの。
写本に次ぐ写本でわずかな誤記・改竄が千年以上の間に拡大再生産されたものしか無いような状態での翻訳(それも間にいくつか他言語を経由している)。
それでも面白かった。
大量に部族名が出て来るが、重要な数部族だけ押さえて他はスルーしておけばOK。
ローマ人の物語を読んだらガリア戦記(出版社とわず)もね。
岩波文庫版:
講談社学術文庫に遅れて読了。訳者の言葉がやや古臭いかな?
序文からするとこれ(初版1942年)以前のものを再度訳出しなおしたという。
それから70年も経てば仕方ないか。
でも全体としてはこちらの方が好きだな。
某所にレビューとして記録した内容を再録。
塩野七生の「ローマ人の物語」(文庫版、全43巻)を読んでて、どうしても読みたくなりました。
当時の出張先でうっかり紀伊国屋書店に立ち寄ったら見つけてしまい購入。
なんとなく読み比べてみたくて2冊。
どちらも現代語で読みやすく書かれていますし、図解もあります。
というわけで、次回の投稿は「ローマ人の物語」の予定。
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