西遊記 上・中・下巻(岩波少年文庫)
一番の愛読書。
平均したら年一回くらいは読んでいます。
購入してから早30年・・・
あっという間に時は流れましたね(^_^;)
中身は十分すぎるほど頭に入っているはずですが、それでも開くとついつい、読みふけり、全3巻、読み切るまで気になって仕方がありません。
それほどまでに面白く時間を忘れさせてくれます。
石ザルの誕生、
仙人修行と破門、
四海竜王から宝物を強奪、
天上会で飼いならされ、
短気を起こして大暴れ。
ついには如来に捕らえられ、
三蔵法師に弟子入りし、
西天へ向けて取経の旅のお供を始める・・・
ドキドキ、ワクワクの冒険の旅。
単なる腕比べなんかじゃなく、もちろん仙術比べで終わるわけもなく。
ちょっぴり短気なのが玉に瑕だけど、
師父を思う心は天下一品、真面目でこまめで気が効いて綺麗好きで強くて優しい孫悟空。
気が弱くて惑いやすいけど信心深くて、(一応)まとめ役の三蔵法師。
大食らいでホラ吹きで、騙されやすくて乗せられやすくて、(それなりに)仲間思いで力持ちでムードメーカーな猪八戒。
色黒なのに印象薄めで八戒よりはちょっと真面目で多少は考えて、師兄を敬う気持ちはそれなりにあって八戒並みに力持ちな沙悟浄。
普段は活躍できないけれど、三蔵法師を乗せてひたすら歩くしかないけれど、本当は竜の化身で八戒・悟浄よりしっかり者の白馬。
こんな5人が揃ってたら、面白いに決まってる!!
最近なんだかつまらないなー、なんて感じてたら「西遊記」がオススメ!
0コメント